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ホンダ純正ローテンプサーモ装着

SSI の水冷オイルクーラーを装着する為LLCを全量抜いたこのタイミングで、事前に購入していたホンダ純正パーツを流用したローテンプサーモを装着してみた。

温度管理と言う意味で言えば、複層ラジエター交換などと違い熱交換容量は変わらないけど、経験上開き始めの温度が低い方がより早めにラジエターへ排熱されるから結果オーバーヒート対策になる。もちろん、ラジエター交換する際にもローテンプサーモがある事で効率よく熱交換される。

HKSやSPOON等からも発売されているが、今回は、純正流用にした。価格が安いからである。上記品番で検索すると通販サイトの販売ページがトップに出てくる。送料が勿体無い方はお近くのホンダのお店でオーダするのが一番安い。価格は定価となるが、送料が不要なので2,000円未満でローテンプサーモが手に入る。

今回購入した、純正流用サーモは開弁開始温度、純正が82度のところ78度と4度程下がるサーモです。HKSさんやSPOONさんは10度程下回る設定ですから本格的にサーキットなどで走られる方は少しお高いですがチューナー様の製品を付けられた方が効果的でしょう。

取り付け自体は凄く簡単な部類に入る。特に今回のようにミッションを降ろす準備をしてる中では本当についでな感覚である。ただし、この安価な部品を交換する為冷却水の抜き取りが必要なので費用対効果を含めクーリングを見直す時に一緒にするのが得策だと思われる。


取り付けに際して注意しなければならない点は、エア抜きバルブであるジグルピンがある方を上にして取り付ける事である。なんのこっちゃ?な人は画像を参照してください。

青の部分に窪みがありますからそこに、ジグルバルブが来るよう装着します。


購入に際してこの品番で分解時交換の指示があるゴムのガスケットが付いてくる?か不安でしたがちゃんとフルキットとなり付いて来ますのでご心配なく。ちなみにこの後いろいろ重作業を終え完全に水になるまで何度もエア抜きと冷却水交換をしましたが S660は非常にエア抜きが良い作業性の良いクルマだと実感しました。その話はまた重整備の後で、、

HKS車高調交換作業

リヤ側ショックを使用したエンジンサポートにより現在エンジンを宙吊り状況なのでリア側ショック交換が出来ないのでフロント側を作業してみた。

先ず、ストラットのナットを緩めてみた

青丸のボルト部分を見てもらったら分かると思うけど、楕円の長穴となってる。BMWなどでは珍しくないがキャンバーの微調整が出来る仕組みだ。

フロントの足回りはトラディショナルなストラット形式で最近多いダンパーを差し込みボルトで締め込み固定するタイプ。14のボックスを使用する

サービスマニュアルでは、タイロットエンドを外すよう指示されてるが、外さなくても外れるので今回は外さないで作業した。


今回は、他に指示されたブレーキホース固定ボルトもあえて緩めなかった。これには訳があり1人で作業してるので、もし、何らかの状況でショックが外れたあとナックルアームが倒れた時支えられない場合は、ブレーキホースがナックルを支える為ボディへの干渉やブーツ切れなどを防止出来るからだ。まあ、そんな事は中々起きないのだけど、基本1人で作業するプライベーターは何かあった時人を呼んだり助けてもらったり出来ないから、何かあった時被害を最小限に抑える癖が付いてる。それに、ノーマルのブレーキホースはフロントブレーキをやり直す時交換する部品だからと言うのもある。

ホースと違い車速センサーは支えれる程強く無いので必ず外して退避させておく

そしたら、頭頂ナット3ヶ所を緩め支えながら慎重にストラットを下に押し下げながらフェンダーに当たらないよう注意しつつ画像な感じでフェンダー外へ持っていく

無事外れたら、これ以上ブレーキホースに無理な力が掛からないように車体側とロープなどで結びましょう。私は昔から100V用ビニール電線などを使って固定してます。安価でホームセンターで売ってますし電線入ってるので切れず丈夫だからです。


プライベーターだからじゃないけど、外すのも付けるのも自分だから次回があれば助かる作業。ナックルの内側は切削面で削ったままの状態、時間と伴に錆びます。錆びると膨張して固着するので、メーカーもしないですが、この部分にスレッジコンパウンドを塗布して錆を防止しておきます。プロでも勤め人は工程増えるし、今の時代のようにネットで買って安く付けて貰おうとする人にはやっても詮無き事なので分かっててもしないでしょう

取り付けは逆の手順ですが、ローダウンスプリング交換などと違いストラット毎交換しますし、画像のように全長が全く違う(短い)ので違う取り付けかたで行います。

これだけ全長が短いなら、先にショックをアッパーに留めてからナックルを挿入して固定した方が簡単だ。なぜなら、ナックルとストラットの重みを支えたままバランス良く傷つかないようアッパーの3ヶ所の穴へ導くより、これならナックル部分の大きく開いた取り付け部分にハメてジャッキなどで上げてけば良いだけだからだ。

ノーマルストラットと違い、回り止の切り欠き等はないのだけど、このようにピッタリ密着するまでアームを持ち上げていく。その際、アーム等が傷ついたり変形したりしないよう木片などで養生しよう。

ボールジョイント部分も上からの圧力には強いけど、下から押されるのは設定されてないのでボールジョイントに荷重が掛からないように注意する。後は、少しテンションを掛けた状態で仮止めして、最後、規定トルクで本締めする。

マニュアル画像にも載ってるが、アッパーナットは44N-m、ナックル部分フランジボルトは54N-m である。

余談だが、この時点でまだ手元に来てないが、ホイルをTE37sonic 15inch 6.5J face3 inset 36 を装着予定なので、干渉した時マイナスキャンバーを付ける必要があるから、オプションの調整式アッパーを装着してる。

S660専用設計で、画像のようにインナー側にザグリを入れアッパーマウントに接触するまでキャンバーを寝かせる事が可能となってる。発想もそうだけど流石HKSだな~と思わせる商品であった。

spoon製STEERING STIFF PLATE

重整備が目白押しなのだけど、クルマが上がってるついでに出来る作業をした。

これも、契約前に購入したパーツの一つで、ユーチューブの動画からステアリングラック部分の取り付け強度が低くフィールを悪くしてるらしい事とプレートが無加工で装着出来る事、何よりフィーリングを尊ぶスプーン製と言うことで事前購入してた。

凄く丁寧な梱包

プレート単体で付けるのは、幾分大層(それなりの高さまで上げておかなければ作業がし難い)だから重整備の合間。そんなに時間の取れない時に作業に及んだ、とは言い訳。実際は試験期間中本棚の整理をするみたいに見えない不安(重整備ミスするかも?)から現実逃避してるだけだと思う。

ステアリングラックは、M10のボルトで固定されてる、これが動くなど想像できないけど、スティフプレートは、ここにほぼ何の為?使われてるのか分からないM8の2箇所のボルトでプレートとラックを固定する事で成り立ってる

確かに、構造の基本の3角形がこれで構成され、最初からこのプレート付いとけやーと思うほど自然なのだけどだからと言って無いからダメな感じはしません。

作業自体は至って普通。作業性も良好。DIY初心者にもオススメ出来る。ただし、それなりに工具は必要でステアリングラックを留めているボルトのトルク管理は必須だ、故に作業に当たり持ってないならトルクレンチを購入しなければならない。特に最近の自動車のサスペンションなどの取り付け部分に多様されてる特殊ピッチ(極細め)は接触面が大きく同じトルクでも軸力がとても強い。そして伸びる事で結合力を保ってる。だから、マニュアルでは外すと交換と指示されてるのだが、クルマに使われるボルトはホームセンターなどで売られてるボルトと比べても強度区分が数段階高い。標準で10.9や場所により12.9が使われている。

そんな強度のボルトが1度の使用で伸びて使えなくなる、とは考え難いが同じく輸入車のサスペンションメンバーに多様されてるシルバー塗装のようなメッキがされてるボルトは恐らく12.9強度のものだと思うが全部交換すると意外に高価な為何度も使ってるうち締め込み時折れた経験もあるから何処の?時点で交換するかは、判断に迷うが、もちろん無難なのは毎回交換である。

ちなみに、懇切丁寧なスプーンの説明書には交換の事は書かれて無く、締め付けトルクのみ記載されてたので知ってて伏せてるか?まあ頻繁に外す訳じゃないから大丈夫か?と判断してるかのどっちかでしょうね。

 

spoon

 

スティフプレートにはスプーン自慢のリジカラも付属しており親切にも上下が分かる刻印まで打ってました。

リジカラ初めてだけど、こんな感じでフレームと一体になる場所に専用グリス(おそらく、いや絶対ワコーズのスレッジコンパウンド)を塗ります。絶対グリス余りますのでその後スレッジコンパウンドを持ってない人は長らくお世話になるでしょう。ステアリングラックを留めてるボルトを外すとラックがフリーになりますんで、こんな感じでラックを動かしリジカラを装着します。↓

そして、慎重にラックを元の位置に戻しボルトを差し込み規定トルク(60N-m)で締め付け完成です。

こちら右側ですが、左はウォーターホースがボルト上部に通ってますから
ウォブルタイプ(首振りタイプ) のエクステンションバー等が必要になります。無いと作業出来ませんので画像を参考に事前に無い人は用意しておいて下さい。

エクステンションバーをこのように使ってトルクレンチを使うと厳密には規定トルクとならないのでは?と思われる方も居るかと思いますがトーションバーのように捻れるだけでトルク数値は誤差の範囲になりますからご心配なく。ただし軸がぶれないようしっかりバーを支えて締め付けましょう。この辺りどうすれば良いかはやはり経験が必要かもしれません。